棕櫚や山椒の山本勝之助商店|当店について

当店について

ごあいさつ

むかし、紀州の野上谷(のかみだに)という山あいに、山本勝之助という人がいました。

質素倹約と斬新なアイデアで新規事業を開拓し、傾きかけていた家計を立て直した彼は、
一代にして野上谷はもとより当時全国に名を知られる
棕櫚(しゅろ)産物・薬物商「山本勝之助商店」を築き上げました。
私たち三姉妹は勝之助の曾孫として彼が建てた家に育ちました。

棕櫚縄の匂い、 住み込みで働く若い衆の足音、 お昼ご飯を知らせる太鼓の音 ・・・・・

私たちが幼かった頃の「山本勝之助商店」は、地場産業の拠点としての賑わいを残していました。
そして世の中の移ろいと共に、野上谷の産物も天然素材から合成素材を使うようになり、
街道沿いの生活もすっかり様変わりしましたが、
「山本勝之助商店」は古時計のように、昔ながらの営みをこつこつと刻み続けてきました。

時代が変わっても変わらないもの、変わってほしくないもの、守りたいもの。

そんな何かが「山本勝之助商店」にはあります。
それを皆さんと分かち合えたら、というのが私たちの願いです。
もしかするとそれは貴方にとって新たな発見になるかも知れません。

(株)山本勝之助商店
山本芳栄
山本真由美
土田英津子

管理人メッセージ

このホームページを作成致しました土田高史・土田栞と申します。「山本勝之助商店」を三姉妹とともに
営んでおります。商店のある和歌山県海南市は、温暖な気候のもと自然の恵みが豊かなところです。
ここは時間がゆっくりと流れており、ちょっとインドネシアあたりの東南アジアっぽい雰囲気を
漂わせています。私は、冒頭の「ごあいさつ」にある三姉妹の思いに共感し、また、この伝統ある
商店を後世に受け継いで欲しいと願う地域の方々に背中を押され、このホームページを立ち上げました。
このページを通じ、皆さまに当店の活動と自然の恵みを活かした商品、当店を育んだ海南市、
紀州和歌山のことを知っていただければと思います。そして、この地をいつか訪ねていただき
伝統的な「もの」や「こと」、「ひと」の良さ、それを守り継いでいく想いなどに
共感をもらえましたら、なお一層うれしく思います。

管理人

土田高史
土田栞

商店概要

 
商店名 (株)山本勝之助商店 (通称 かねいち商店)
商号  かねいち  商号の由来はこちら
所在地 〒642-0024 和歌山県海南市阪井679
創業年・創業者 明治13年(1880年)・山本勝之助
理念 かねいちの風情を活かし紀州特産物を広め、また、人間力を高める活動により
地域のみなさんとの相互繁栄を期し、地域の文化と福祉の向上をめざす。
事業内容 ぶどう山椒・棕櫚などの紀州特産の山産物の製造・販売
登録文化財を活用した観光受入れ、各種イベントの開催
経済・文化・教育等地域活性化活動

沿革

当店の歴史

かねいちとは

Photo Gallery

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